どもども^^
いやぁ 暑くなってきましたねー
サトーはどっちかと言えば暑い方が好きですね。
だっていっぱい汗かいて痩せられるじゃないですかー(笑)
でも気持ちとして好きなのは冬だったりします。
だって詩的じゃないですかー^^;
それはともかく。
5月25日のトミタバンド at SOHOライブ、無事終了いたしましたー!
お越しいただいた皆様、そしてお世話になりましたSOHOの岡崎夫妻とスタッフの方々、
本当にありがとうございました。
日曜の夕方というサザエさん症候群もしくは笑点シンドローム真っ只中の時間に来ていただき
感謝しております^^
先月のバードに引き続き、暑い…いや、熱い演奏で盛り上がりました(笑)
では、例によって軽くメニューの解説をしていきますね。
あんま長いと「なげーよ」って言われたり、そうかと思えば長いのがイイ!て言って
くださったり^^
1部
① GINGERBREAD BOY
マイルスのマイルススマイルズでのちょっパヤのプレイがあまりにも有名です。
初めて聴いた時にはワケワカリマセンでした。
ましてやB♭のブルースだとか…気付くわけないがな(笑)
ちなみにデクスター・ゴードンのも、ちとファンキーでいい感じっすね。
1部の最初の曲で、のっけからのトミタさんのキレッキレのドラムリフから始まりました。
昨年のトミタバンドでのライブでされてて、いつかは一緒にさせていただけたらと思ってて、
今回夢かないました(笑)
ライブの1曲目ってどうしてもリキ入りすぎちゃうんで、落ち着いてやるよう
心がけておりましたです…ハイ^^
②Stella by Starlight(星影のステラ)
おなじみのジャズ・スタンダードチューンですね。
セッションでのおなじみ率90%超えです(笑)
その割には実はサトー的にはちょっと苦手な曲だったんです。
あまりに多くやってきたからなのか…
その割には一度として納得できるプレイができた験しがない。
でも今回のトミタバンドをやらせていただくようになって、
少しずつまた好きになってきました。
ちょっと嬉しいっす^^
今回は比較的オーソドックスにまとまってたと思います。。。
③Misty
ご存知エロール・ガーナー作曲のこれまた超名曲です。
セッションでと言うよりは、所謂バーやクラブ等でリクエストされる率85%
駆け出しのジャズボーカル嬢のレパートリー率90%…
ということはある意味需要と供給がマッチしてるんですな(笑)
しかしもちろんのこと素晴らしい曲で、サトーもベースソロで弾いてみたり
しています。
メロディーの感じがベースの歌い方によく合う気がします。
こんな有名な曲をきちんと丁寧にプレイできるのが、本当は一番素晴らしいことだと
思いますね^^
この曲の藤井さんのプレイは最高でした☆
④On Green Dolphin Street
これもセッションでよくやる率88%の定番曲ですね^^
実はサトーの苦手な曲でもありました。
それでも最近は好きになってきましたけどね☆
この曲はABAB構成ですが、A部とB部の脈絡が無く
取ってつけた感バリバリの曲(笑)
でもそれが1コーラスの中で不思議な緊張感になり、
とても曲を面白くしてるように感じます。
スタンダードにはこういう構成の曲も多いですが、
スッゴイですねぇ~ よく考えますよね(笑)
前半のラテン部分のトミタさんのリズムは、やっぱ最高やと思います☆
⑤IF I SHOULD LOSE YOU
この曲はもスタンダード・チューンのひとつです。
実はこの曲は、これまた有名なある曲のコード進行と全く一緒なんです。
まあバンドマン諸氏はもちろんご存知でしょうけど。。。
これは「ユー・ビー・ソー・ナイス・カム・ホーム・トゥ」、
よく言う「ユービーソー」ってやつです(笑)
ジャズではこのような他の曲と同じコード進行で作られた曲を
「チェンジ」って言います。
○ 「オーニソロジーってハウ・ハイ・ザ・ムーンのチェンジだったっけ?」
× 「こんにちは~はじめまして~」 「あごめん、チェンジで」
チェンジにもいろんな意味がありますね(笑)
冗談はさておき。
他にも「インディアナ」と「ドナ・リー」
上記の「オーニソロジー」と「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」のように、
いくつかチェンジ曲があります。
元がデキシーやらスイングの曲を、格好良い曲にしようと
同じコード進行の上に新しくメロディー乗っけて作っちゃった的な。
と、パーカーやマイルス、コルトレーンは申しております(嘘)
⑥Violets for your furs(コートにすみれを)
ここいらのセッションではまず誰もやりませんが、個人的には大好きなバラードです。
イメージではやっぱ僕なんかはコルトレーンですが、ビリー・ホリディのがこれまた
素晴らしい!
あとフランク・シナトラやご存知ジョニー・ハートマンのもぜひ聴いてみてくださいね。
やっぱ土橋さんのテナーがどハマリでしたね☆
個人的にはこういうバラードも、ぜひみなさんにセッションでも
やって欲しいですね。
どうしてもセッションて、ミディアムの4ビートかボサが多いですもんね。
そして休憩を挟みまして2部です。
①Impression
インプレッサちゃいますよ(笑)
あでもラリーで疾走してるインプレッサと、このちょっパヤのImpressionって
イメージ被りますね。今気付いた(笑)
ご存知モードの名曲と言えばImpression
Impressionと言えばコルトレーン
コルトレーンと言えば土橋さん…
…ということで(笑)
イミフですが()
最近はあまりモードの曲やる人いませんね。
個人的にはこれはこれで面白いし大好きです。
基本そのスケール内の音なら何をどう使っても自由!
まったくフリーダムですが、その分使う音やフレーズにその人のセンスが
如実に現れるという、まさに諸刃の刃()
みんな自由を求めるけど、実は自由には責任が伴うと言う、
ある意味ジャズアドリブの矛盾を現せてしまったのかもしれません。
そういう意味では「モード」は、一番自由で一番難しいのかもしれませんね^^
②Blue bossa
これもセッションでよくやる率78%の名曲。
なんとなくラッパの人がよくやりますかね。
普段は結構速めのボッサていうかサンバぽいリズムでやることが
多いですが、今回は珍しくゆっくりでした。
意外にこのテンポでやるのは、気持ちがオチずにキープするのって
大変ていうより面白い。
なんか渋い雰囲気になって、いい感じでした。
③Naima
Naimaといえばコルトレーン
コルトレーンと言えば…
…このくだり、もうイイっすね(笑)
もう有名すぎる曲。
まさにNaimaといえばコルトレーンですね。
曲全体に漂う浮遊感と緊張感がハンパないです。
いったいどうやってこの曲ができたんでしょうね?
知ってる方がいたら、教えてください^^
実はベースラインは最初から最後まで基本同じフレーズを
繰り返し弾き続けてます。
これがなんか中毒性がありますよね^^
④Bésame mucho(ベサメ・ムーチョ)
これはサトーよりまだ上の世代の皆様には大定番ですよね。
ちょっとwikiってみたら、
1940年にメキシコの女性作曲家が作ったそうで、なんとその時彼女は
16歳の誕生日前だったそうです。
日本ではこの曲もバーなどでリクエストされることが多い、なんとなくアダルトな
イメージの曲ですが、
歌詞の内容自体はとても濃厚で熱く「もっとわたしにキスして」って内容です。
そう言えば椎名林檎にも「ここでキスして」て歌ありましたね。
タイトルはほぼ一緒ながら、曲想が全く違うのも、これもまた面白いですね(笑)
⑤There is no greater love
この曲もセッションでの登場率90%でしょうか。
珍しく個人的にも好きな曲です。
ビクター・フェルドマン(p&vib)のが好きです。そうそうベースはラファロですね♪
これがもう…
…やっちまいましたね(笑)
前半は大人しく普通にいくかと思いきや、
中盤からフリーの世界へ~
きっかけはサトーでしたっけ?(笑)
そしてラストテーマでまた帰ってくるという。
よくぞ帰ってこれましたw
こういうの大好きです!
実は元ネタがあるっちゃぁあるんですが^^;
同じくサックスのクインテットで。
探してみてくださいね。
実は4月のバードでもやってて、好評だったので(サトーに)
またやってみましたが。
あまりやり過ぎちゃうとこれまた予定調和になっちまうので^^
また折を見て小ネタをはさんでいきましょう~
⑥Mr.PC
このPCはポール・チェンバースのことだそうです。
これもセッションでよくやる曲のひとつですね。
マイナーのブルースであります。
アンコール
・Satin Doll
ありがたいことにアンコールもいただきまして。
暖かいお客様ばかりで、とても嬉しかったです。
説明不要な超スタンダードの名曲です。
この曲もサトーは実はニガテでして…
いい曲なんだけど、自分が納得できるプレイができた験しがない。
これも先ほど出てきたビクター・フェルドマンのがオススメです。
みなさん探してみてくださいね^^
えー
とても長くなってしまいました。
最後の方は時間無くてかなり端折りました(笑)
次回「トミタバンド」、または「ドバシバンド」のライブはまだ未定ですが、
決定次第告知いたしますので、楽しみにお待ちくださいね。
なんとなく年内にはありそうなヨカーンです。
ではでは!
皆様本当にありがとうございました。